感染症等で全身的な炎症の状態が長く続くと、全身が低栄養状態となって鉄を利用できなくなり、鉄欠乏性貧血と同様の状態になる。
検査
鉄動態検査
貯蔵鉄が利用できなくなってフェリチンが上昇する。
悪性腫瘍は出血によって貧血の原因になるほか、全身を低栄養にすることで慢性炎症と同様に貧血を来しうる。
鑑別
出血によるものとの鑑別は、血中のフェリチン濃度が低下しないという点による。
腎性貧血:造血を促すホルモンのエリスロポイエチンの産生が不十分になり、尿毒症もあって、腎不全では貧血が進行する。
鑑別:まずクレアチニンクリアランスの低下などの腎不全を認め、次に貧血では著明に上昇するエリスロポイエチンが正常もしくは減少している。フェリチンやビタミンB12葉酸は低下していない事が多いが、エリスロポイエチン投与後、造血の活性化に伴い不足が顕在化することもある。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より
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